三重織シルクウール / 煤竹色
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薄布一枚の距離で、世界と接する。
ヴォワル — 2018年、東京・青山にて設立。
纏うことは、隔てることではなく、透かして見ること。
2026年秋冬コレクション「翳りの庭」、全ブティックにて展開中。
布は、最後の建築である。
壁よりも近く、皮膚よりも遠い場所に、
わたしたちは一枚の薄布を建てる。
VOILE(ヴォワル)はフランス語で「薄布」「帳(とばり)」を意味します。デザイナー深津 澪が2018年に設立して以来、わたしたちは装飾を足すのではなく、光と影の通り道を設計するようにして服をつくってきました。
素材の多くは、遠州の織元と共同開発したシルクウールや、和紙糸を撚り込んだオーガンジー。染色は京都・伏見の染工場で、季節の雨量に合わせて釜の温度を変えるという昔ながらの方法を守っています。効率の悪いつくり方です。けれど、翳りの深い布は、そうしなければ生まれません。
流行の速度から半歩だけ遅れて歩くこと。それがVOILEの速度です。
— 深津 澪 / Mio Fukatsu, Design Director
The Shadowed Garden — 24 looks
冬の庭で、常緑樹の葉裏に溜まる翳りを観察することから始まったコレクション。墨、煤竹、枯葉、そして一点の緋。厚みではなく「層」で温度をつくるレイヤリングを提案します。主素材は三重織のシルクウールと、起毛させた和紙オーガンジー。
ルックを見るContours of White — 20 looks
「白」をひとつの色ではなく、二十の輪郭として捉えたシーズン。生成り、月白、卯の花、胡粉。晒しの回数だけで染め分けた白のグラデーションを、身体から数センチ浮かせたパターンで纏います。東京・スパイラルホールでのショーは立ち見となりました。
ショーの記録Designing the Wind — 8 pieces
ケープ、ストール、ワンサイズのシャツドレス。「風がどこから入り、どこへ抜けるか」だけを設計した8型の定番群です。旅先で洗って一晩で乾く軽さと、十年着られる縫製。VOILEのすべてのシーズンの通奏低音として、毎年少しずつ改良を重ねています。
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三重織シルクウール / 煤竹色
和紙オーガンジー二重 / 深緋
ウールギャバジン / 枯葉色
縮絨ウール / 墨色
シルクツイル / 月白×煤
起毛サージ / 焦茶